ina's blog

音楽好き初心者BESTY

VIVA LA ROCK 2023備忘録 (5/5)

5/4の興奮(と疲労)が残る中、5/5も行ってきました!

分量に大幅な差があるのはご容赦ください…

 

フレデリック

フェスで何度か見たことがあって、フレデリックのライブが楽しいことは知っていたけどやっぱりめちゃくちゃ楽しかった。

一曲目からのオドループは盛り上がらない訳がない。それなりに足痛かったけどもちろんイントロ聞こえた瞬間に飛びました。

キャッチーで踊れる曲が続いた後のSPAM生活。今までと打って変わってフレデリックのサイケな部分が爆発。この曲は知らなかったけどTempalayとか好きなのでとても刺さった。

そしてなんと言っても最後のMC。この日泣くのは夜だけだと思っていたのに、健司さんの言葉に泣かされたし名悪役の演奏も鬼気迫るものを感じました。

「二度とあなたを忘れないよ」、単なる歌詞以上のメッセージだったんじゃないかと考えてしまいます。

 

②XIIX

本日のお目当ての一つ。ユニゾンから知ったけど斎藤宏介の声が好きでR&Bが好きだから嫌いな訳がない。

この日のハイライトは間違いなくNo More→あれ→スプレー。

まず大好きなNo More。歌詞もメロディーも、優しいけど切なさのある雰囲気も、大好きな曲です。ライブだとCメロすってぃーさんの「hey」一緒に言えるの楽しい。

そして全貌が明らかになっていなかった「あれ」が聞けるとは思っていなかった。アルバムに入ると聞いて歓喜

からのスプレー、まさか斎藤さんのラップがまた聞けるとは…!!!SANITYツアー行ったので2回目だけど、歌い方もステージングもラッパー感が増していた気がする。(BESTYの皆様へ、社長とのコラボ曲ですのでぜひ聞いてみてください!笑)

最後のユースレス・シンフォニーはライブで聞くのが楽しい!MVを撮ったライブにいたんですが、この時は声を出せなかったんだなぁと思うと感慨深いです。

Vivid NoiseとかRegulusとかフェス映えしそうな曲まだまだあるので、フェスのXIIXももっと見たいなぁ。

 

indigo la End

あまり詳しくはないのですが、川谷さんの曲に通ずるどことなくひんやりした感じは好き。スタンドで落ち着いて聞くのも良かったけど、アリーナで音に浸るのも楽しいだろうな〜とも思います。

ビバラ行くにあたって曲を特に調べずシャッフルで色々聞いたんですが、名前は片思いキャッチーだなーと思って後で調べてみたらバズっている曲とのこと。フェス関係ないけどこうやってヒットって生まれていくんだなと実感しました。

おしゃれ曲のイメージが強かったけど、最後延々とノイズを残して帰っていく様はロックバンドなんだなと感じました。

 

ORANGE RANGE

世代。曲聞いただけで問答無用でテンションが上がってしまう。

スタンドのだいぶ後ろの方で見てたけど周りも皆手を上げてたし、個人的にはこの2日間で一番会場が一体になってたんじゃないかなと思います。

本当に楽しかったし、フェスで映えるバンドってこういうことなんだなと思った。野外で聞いてみたい。

 

Creepy Nuts

Rさん、生で聞くとより声がいい。

曲もはもちろんよかったけど、MCが特に印象に残りました。

「タトゥーとかブリンブリンとかラッパーらしいものがなくても俺がラッパーだとわかる。今まで作ってきたリリックとかパンチラインが浮かび上がって見えるから、タトゥーとか入れる隙間がない」(言い回しは異なりますが内容としてはこんな感じでした)、己の力で切り拓いてきた感が最高にかっこいい。

にわかながらのびしろはすごく良い曲だなと思っていて、シンプルだけどかっこいいトラックに口ずさみたくなるキャッチーなフレーズ、「ラッパーのラップ」でこれだけポップな聞き心地ってよく考えると本当にすごい。GW終わりが見えてきた社会人には沁みました。

 

⑥BiSH

初めてで最後の生BiSH。

鹿野さんの前説があり、出てきて曲が始まって、めちゃくちゃ外野なのに目が潤んでしまった。歌って踊る人たちが大好きというのもあり、本当に今しかない一瞬を見ているんだと思ったら彼女たちのことだったりファンのことだったり色々と勝手に想像してしまって。オーケストラ、生で聞けて良かったです。

みんな生歌すごい。アイナちゃんについては5/4の方に書いたけど、セントチヒロ・チッチちゃんの声めっちゃ好きだしシンプルに安定感、強い。

あとリハも含めファンが振り完璧なのがすごい。スタンドから見るアリーナのペンラ綺麗でした。

 

 

SUPER BEAVER

一体感。ステージ上もだしアリーナも熱量がすごかった。

東京流星群だったり、名前を呼ぶよだったり、自分も歌って周りからも声が聞こえて、声が出せるライブで初めて見れて良かった。

MCの「ライブハウスに連れて帰ります」という言葉が印象に残りました。

SUPER BEAVERのライブは初めてだったけど、この言葉や背後の「Represent Japanese Pop Music」という文字から彼らが大事にしている、誇りをもっているものが感じられて、すごく芯の通ったバンドなんだなと思った。音楽だけでなくアティチュードもとてもまっすぐなんだな、と。

近年複雑な音楽が流行ることが多くなってきたと感じるけど、その中でこうやって声を合わせて歌える音楽が現在進行形で生まれいるのはとても素敵なことだなぁと感じます。

 

sumika

ビバラの感想を書く前に少し思い出話をさせていただきます。

4年ほど前、自分が今までで一番忙しくストレスが多かった時期に、夏フェスで初めてsumikaのライブを見ました。sumikaのあったかい曲を聞き、楽しそうに演奏するメンバーを見て、終始泣きそうなのに口角は上がりっぱなしで、本当に印象に残っているライブです。そこから好きなバンドの一つになり、ワンマンにも行きました。

 

sumikaを見るのは半年以上ぶり。いろいろな意味で緊張。

リハは1曲目はMAGIC。奇しくも私が彼らを好きになったフェスのリハと同じ。

聞いているうちに本当に3人なんだと感じて、悲しみや何で?という気持ちでぐちゃぐちゃになって、でもsumikaのライブはやっぱり楽しくて。

正直リハからアンコールまで気持ちも顔も(涙で)ぐしゃぐしゃだったけど、たくさん元気をもらってきた大好きな場所がこれからもあるって思えるだけで嬉しかった。心の中で何度も「続けてくれてありがとう」と呟いていました。

 

セトリとしては元々好きなTravelingが聞けたのが嬉しかったのと(片岡さんは個人的にハンドマイクが上手いバンドマンNo.1だと思っている)、透明が良かった。背後で歌詞が綴られる演出が素敵だった。Shake & Shakeは声枯れるまで叫んだ。

自分だけでなく、間違いなく多くの人にとってsumikaのライブは必要な場所だというのを、今回見ていて周りの雰囲気からも感じました。改めて続けることを選んでくれてありがとうございます。これからもたくさん幸せをもらいに行きます。

 

 

私が行った日はいわゆる「ロックバンド」から他のジャンルの要素が強いアーティストから様々で、いろんな楽しみ方を体験できた2日間でした。元々好きなアーティストは愛が増したし(笑)、今回行く前に予習したり実際聞いたりで興味が湧いた音楽も多くあったので、やっぱりフェスは良いですね。

また来年楽しみにしています!!